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第66回菊花賞


神戸新聞杯を無事に勝ち無敗の3冠に朝鮮する事になった。ディープインパクトはその後も順調に調整されており05年10月13日菊花賞前の1週間前追い切りが行われた。いつもは武豊騎手を背に行われるが今回は池江調教助手によって行われた。

10月19日、菊花賞本追い切りが武豊騎手騎乗で行われた。この追い切りで重点に置かれたのが夏の特訓で行われた「我慢」だ。追い切りの際に併せる馬を一瞬で抜き去るのではなく、じっくり抜き去るという事だった。ディープインパクトはそれに応え、いい追い切りができた。

05年10月23日菊花賞当日。
13万人もの人が集まった。僕の友達で競馬をやらない人からも「今日はディープインパクトが走るんだよね?」と聞かれびっくりした。競馬ファンじゃなくても注目している人もいるんだと思うとやっぱり ディープインパクトは社会現象になっているんだと感じた。

出走馬がパドックに現れ、ディープインパクトはいつも通り市川厩務員・池江調教助手にひかれ現れた。落ち着いた雰囲気でとてもよかったのを覚えている。

単勝の倍率は・・・なんと・・・1.0倍!!!!!!!!!! 何円賭けても元通りだ笑 ここまでくると確実に馬券無視でお祭り騒ぎになっている。でも本当にすごい事なんだけどね。

3時40分いよいよファンファーレが鳴りゲート入りが始まる。スムーズにゲート入りが進んだ。いよいよスタートだ。(その時僕の心臓はバクバクしていた。たぶん歴史的瞬間が観れるという興奮と負ける訳がないというのでかるく緊張していた・・・のかな笑 僕が緊張してもしょうがないんだけど・・・)

ゲートがあきディープインパクトはこれまでにない好スタートを切った。ただ出た時の勢いか掛かり気味になっている。武豊騎手はそれを必死で抑えている。

3コーナー・4コーナー・ゴール板を過ぎた当りでやっと折り合いがつきいつものディープインパクトに戻った。(バクバクしていた心臓はもっとバクバクした苦笑 武豊騎手曰く賢いディープは3コーナー・4コーナーを覚えていて直線に向いた時にいつも通りラストスパートを掛けようとしたらしい・・・)

2周目3コーナー手前で先頭の馬とは15馬身から20馬身くらい差がありテレビで観ていても分かるくらい観客のざわめきが聞こえた。僕もさすがに前は止まるだろうと思っていたが、早くディープインパクト来いと叫んでいた。

ラスト3ハロン(600m・・・1ハロン200m)くらいからディープがこれまたいつも通りまくり気味に上がって来た。直線に入った時にはさっきまでの差が嘘の様に縮まっており先頭のアドマイヤジャパンとは4・5馬身になっていた。

粘りこみをはかるアドマイヤジャパンを外からディープが襲いに掛かる。しかし、アドマイヤジャパンもなかなかしぶとい。観ていていつもの様に独走態勢にならないからめちゃくちゃドキドキしたが残り100mくらいでディープインパクトが抜き去った。

ゴールの瞬間、関西テレビの実況アナウンサー馬場さんが「世界のホースマンよ見てくれ、これが日本近代競馬の結晶だ!ディープインパクト!」と叫んだ瞬間鳥肌がたった。(馬場さん・・・寝る前めっちゃ考えたんだろうな笑)

ラスト3ハロンは菊花賞史上最速の33秒3!!・・・完璧だ。ウィナーズ・サークルに戻った武豊騎手は3本の指を立てた。その時観客のボルテージは最高潮に達した。

1984年シンボリルドルフ以来21年ぶりの無敗の3冠馬が誕生した。 折り合いを欠いたのに、この圧勝劇・・・この時点でファンの中に負ける事を意識できる人間がいたのだろうか・・・。

ディープインパクト出場レース

数々の驚異的な歴史を残したディープインパクト。2004年にデビューして以来出場したレースの状況や結果などをここでは詳しく紹介しています。

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