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第51回有馬記念

ジャパンカップを圧勝したディープインパクトはラスト飛行となる有馬記念に向けて順調に調整を進めていた。日が徐々に進むことで僕の中で少し複雑な気持ちになっていた。

ディープインパクトの走りが早く観たいのと、そのレースでディープが引退してしまうという寂しさが心の中で入り混じっていた。しかし引退が決まったのはしょうがない事だし勝って有終の美を見届けようと前向きな気持ちになった。

馬主の判断に色々な意見も飛び交っていたがしょうがない事だとも思う。成績がいいうちに種馬にするのは当たり前だとも思うし・・・ただあと1年走ってほしかったけど・・・(どっちやねん!!!!)

レース当日の12月24日にレース後引退式も行われる事となり着々とディープインパクト引退の準備が進められていた。ファン投票の結果ディープは史上最高の票を集めていた(・・・当たり前かw)レースの翌日朝には北海道に向かう事も決まった。

1週間前追い切りでも順調な動きをし、本追い切りも絶好な感じで終わったと報道されていた。これ以上ない体調で有馬記念を迎える事ができる様になった。前日の23日*半弟ニュービギニングと一緒に中山競馬場に到着した。
*半弟とは母親は同じで父が違う事をいう。 ニュービギニングの父は4戦4勝で引退したアグネスタキオン(GT 皐月賞)

12月24日中山競馬場(晴れ) 有馬記念が行われる3レース前のレースで弟ニュービギニングが兄そっくりなレース運びで優勝した。それを観た時ディープインパクトを重ねてしまった・・・。一緒にするのは可哀想なんだけどなんだけど・・・。弟はこれ以上ない展開で兄にバトンを渡した。あとはディープがそれに答えるだけとなった。

いよいよファンファーレが鳴り終わり・・・スタート!!
ディープインパクトは後方グループを進んでいた。先頭をきたのは前評判通り3歳馬のアドマイヤメインだった。この馬はスローペースにする事のない馬だが予想通り比較的早目のペースになった。スローになるよりかはディープも折り合いがつけやすかったんじゃないかな。

3コーナー過ぎから外を回っていつも通りディープがあがってきた!!残り200mであっという間に内の馬を抜き去り先頭に立ち、後は完全な一人旅立った。ホントにディープインパクトの独壇場だった。中山競馬場が先行有利と言われるのが嘘の様な感じの勝ち方だった。

最後は武豊騎手も追うのを止め持っているだけだった。ゴール板を過ぎる辺りはファンの多くの拍手が鳴っていた。ラスト3ハロンは33秒8。ディープインパクトだけが次元の違う脚を使っていて圧勝して当たり前だった。

僕はレース後半を何度も巻き戻して観た。3コーナーからのディープの脚は他馬とはまったく違い他馬が止まっている様にも観えた。信じられない人はお金を払ってでも見る価値はあると思うよ!!!!!!

本当にすごかった・・・レース後しばらく僕の口からはすごいの一言しかでなかった。言葉じゃ言い表せれないくらいの事だった。

引退式終了後に馬主である金子真人氏と池江調教師が記者会見を行い、金子氏は引退は苦渋の決段だった事、ディープの使命がこの先にも残されている事を話し池江調教師はディープインパクトにありがとうと感謝の気持ちを言葉に表していた。

こうしてディープインパクトという1頭のサラブレッドの2年余りの競走人生が終わった。 本当に競馬ファンに衝撃を与えた2年間だった。

ディープインパクト出場レース

数々の驚異的な歴史を残したディープインパクト。2004年にデビューして以来出場したレースの状況や結果などをここでは詳しく紹介しています。

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