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新馬戦

池江泰郎調教師はいう「ディープインパクトはとてもおとなしい馬で人を恋しがる様な優しい馬です」と言っていた。
池江調教師も市川厩務員もディープインパクトの素質を感じたのは10月に初時計をだした時だったらしい。兄ブラックタイドとはパッと見た印象は明らかに違い初時計を出すまでただ飛びが綺麗な馬としか思っていなかった。

初時計をだした10月始めは調教助手の池江敏行は札幌にいた為初めてディープインパクトに跨ったのは10月半ばだった。初めて跨った時は2人同様にそんなにすごいとは思わなく、背中がやわらかく乗りやすくいい馬だとしか思っていなかった。

しかし、新馬戦の3週間前追い切りにて強めの調教を行った際に衝撃を受けた。6ハロン80秒のつもりで乗ったのが77秒8というなかなか出ないタイムになってしまった。腕利きの池江敏行の「体内時計」を狂わせてしまうほどディープインパクトは走り、池江は走る馬だと確信した。

そのディープインパクトに武豊が初めて跨ったのはレース4日前の12月15(水)の追い切り。池江調教師は武に「ひょっとしたらとんでもない馬かもしれないと」武に言った。騎乗した武は調教後に「この馬やばいかも」と興奮気味に言ったらしい。

そんなディープインパクトは04年12月19日阪神競馬場第5レース・2歳新馬(芝2000m)に出走する事になった。ディープは兄ブラックタイド・とても優秀な調教・池江厩舎・鞍上武豊という要素が支持され単勝1.1倍という圧倒的な1番人気に評価された。

少し遅れ気味にスタートしたディープは馬群の中で折り合いをつけていた。 逃げるコンゴウリキシオーを直線で捕らえ一瞬で抜き去りゴール前では流しながらゴールした。2着のコンゴウリキシオーに4馬身差をつけ優勝。*コンゴウリキシオーは05年のきさらぎ賞で優勝している。

ディープインパクトのラスト3ハロンは33秒1というものすごい脚で駆け抜けた。ただ厩務員の市川は33秒1という脚を使ったディープの体を心配していた。

素人でも分かるが馬は500kg近い体重を細い4本の足で支えている故にサラブレッドは脚の怪我に悩まされたりする事が多いらしい。

*ちなみに僕が今でも最強馬だと思っている、サイレンススズカは1998年11月1日東京競馬場で行われた天皇賞(秋)にて競走中に故障を発生し安楽死処分を受けた。

粉砕骨折という可哀想なものだった。原因として、その有り余るスピードに脚がついていけなっかのではないかと勝手に思っている。

話がそれてしまったが、ディープインパクトは無事に新馬戦を勝ち次のステップに進むのであった。

ディープインパクト出場レース

数々の驚異的な歴史を残したディープインパクト。2004年にデビューして以来出場したレースの状況や結果などをここでは詳しく紹介しています。

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